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ザワさん

「高校球児 ザワさん」 BIG COMIC スピリッツに連載中の漫画です。

野球部でただ一人の女子生徒が主人公の1回が8ページくらいの短編です。

これが、なんとも不思議な感覚を覚える作品で、単行本まで買ってしまっているのですが、作品評はまた改めるとして、9月19日発売号掲載の話が笑いつつも切ないというか考えさせられたので、ご紹介。

視聴覚教室でのVTR鑑賞会、VTRの内容は「戦争を考える」ということで、太平洋戦争を題材にしたもの。

おしゃべりしている生徒やら、漫画を読んでいる生徒、睡眠中の野球部員などを描くこまが数こま。

そんな中、深刻な表情でビデオを見ているザワさん。終わったあとその様子が気になっていた先生が、ザワさんを呼び出して、なぜそんなに申告な顔をして見ていたのかを問いただす。

提出されたビデオの感想記入用紙の「このビデオを見てあなたは何を感じましたか?」という問いには「戦争は良くないと思いました」とありきたりな感想が。

先生の「何がそんなにお前の心に引っかかったのか、ちゃんと自分の言葉で聞かせてほしいんだ。一緒に暮らしているおじいさんから、何か強く心に残るような話を聞いたことがあるのかな。」という問いかけに「・・・・・・・・いや、そーいうわけじゃないんですけど、なんか兵隊の人が友達に少し似てたので・・・・」という返答。ここで少しくすりと来ました。そこで次のページにをめくると特攻隊なのか坊主頭で微笑む3人が写った写真が。そこで終わっていて、枠外に「そうだったかもしれない青春」と書いてあるというもので、そこで、なんでしょう、ぐっと来ました。

なかなか言葉のみで伝わらないと思います。特にこの漫画は、その間(ま)がすばらしいので、ぜひ、読んでいただきたいと思います。

今この時代に生まれ生きていること、考えさせられました。

ひとこと

「たまたまor必然」

☆(〆^_゚)

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